あの頃の日曜日
あの頃の日曜日
今年の花粉症は、始まるのが遅かった分、終わるのも遅いようで、まだ鼻がムズムズする。相当のストレスだ。なんとかしてほしいものだ。
しかし毎年症状が少しずつ、マシになってきているような気もする。
それとも慣れてきただけ?
いやそうでもない。
なにしろ数年前は、ほんとうに白血球が激減して大変な目にあった。
ちょうどこの家に越してきた頃だった。
「引越しなんてその身体でとても無理です。あなたねえ、引越しと自分の命とどっちが大事なんですか?」
とかなんとかお医者さんにおどかされてしまったことがあった。
それでも引越しはしないわけにはいかなかったので、引越しをした。
引越し当日は、気合いでなんとかなったけど。
それから数ヶ月間、実に具合が悪かった。
でも今、生きている。
たいしたことなかったんだ。おおげさすぎだったのかも、あのお医者さん。いい人だったなあ。
思えばあの頃が一番がいちばんよかった。
まだ仕事もしていなかったし、
日曜の朝、新聞を開いて、短歌の投稿ページを見るのがなによりの楽しみだった。
そういえば、あのころにはじめて私の投稿した歌が採用されたのだ。
記念すべき歌壇初入選作は
↓
このバスに乗らずに子らと語り合い野原を通って歩いて帰ろう
うれしかったなあ。あの日は、朝日がまぶしかった。清々しい朝だった。
今は、もうほとんどなんも浮かばない。
歌を詠んでいる心境にはなれない。
私の場合、歌は、やはりのんびりとゆったりとした時間の中でしか生まれないようだ。
裏を返せば、退屈でしょうがない時ともいえる。
今は、日曜が来ても、新聞を開くことすら忘れている。
昔は、土曜の夜から、朝になるのが待ち遠しいくらいだったのに。
えらく変わってしまった。
ハローグッドバイ
今日から心機一転。
気持ちをリフレッシュさせて
がんばるぞーーーー。
リフレッシュ
リフレッシュ
リフレッシュ。
できるかな?
よい天気だ。
久しぶりに郵便局に行ってみようと思う。
もも畑とりんご畑の間を通って、
今ラジオから
ビートルズの
「ハローグッドバイ」が流れている。
ハローハローハロー、
ユーセイグッバイ アンド アイセイハロー
と、歌っている。